玉骨遥 第1回

赤（せき）族の郡主である朱顔（しゅがん）は、法術を学んで国を守りたいと思う活発なお嬢様。嘉蘭（からん）皇城を訪れた朱顔は、修行に反対する父親を納得させるため、空桑（くうそう）の世子（せいし）である時影（じえい）に贈り物をして、修行に賛成してもらおうとする。皇城に咲き誇る雪寒薇（せつかんび）の花を摘んで贈り物にしようとした朱顔は…。